2019年08月17日更新

日光が入らない部屋は健康に悪い

採光がある家室内で健康被害を被ってしまう原因は、実にさまざまです。見落としやすい原因の一つとして挙げられるのが、日当たりについてです。部屋の中に日差しが届く時間があまりにも短く、また外出する機会も少ない場合、この日当たりの悪さが原因となって、多くの不調をもたらしてしまう可能性があります。

室内にあまり日差しが届かなかったとしても、電気をつけて生活すれば良いと考える方もいるかもしれませんが、この考え方にはリスクがあります。日光の力は私たちの想像以上に強いもので、人間の生活のあらゆる側面に影響を及ぼしているからです。

室内に日差しが届きにくくなれば、室内の湿度は自然と高くなります。雨が降ったあとには、室内がなんとなくジメッとしていることも多いものですが、通常であれば、雨の後の晴れの日差しによって乾燥させられます。直接日差しが届きにくい住宅の場合、完全に乾燥するまでの時間が長くなってしまい、カビが繁殖しやすくなってしまうでしょう。湿度の高い環境でカビが繁殖すれば、さまざまな疾患の原因となってしまいます。

また太陽の光は、私たち人間の精神の健康にも影響を及ぼしています。朝目覚めて日光を浴びたときに、体の中で分泌されるのがセロトニンです。日中にセロトニンが十分に分泌されることで、夜眠くなるために必要な、メラトニンが分泌されます。つまり夜ぐっすりと眠るためには、朝一番にたっぷりの日差しを浴びることが必要です。日当たりの悪い家では、これが難しくなってしまいます。

さらに、高齢女性で問題になりやすい病気の一つに、骨粗しょう症がありますが、これも日光不足が原因で起きることがあります。骨粗しょう症とは、骨がボロボロになってしまう病気ですが、そもそも健康的な骨を維持していくためには、ビタミンDが必要不可欠です。そのビタミンDは、日光を浴びることで生成されます。ビタミンDは食事から摂取する方法もありますが、毎日欠かさず必要量を満たした食事をとるのは難しいです。だからこそ、太陽の力でサポートすることが重要なポイントとなります。

このように、私たちの健康は、肉体的にも精神的にも太陽の光によって支えられています。日光が届きにくい自宅で過ごすということは、こうしたサポートを受けにくくなるということです。非常に大きなデメリットであると言えるでしょう。

土地の形状や周辺環境のため、日差しが届きにくい場合でも、家づくりの段階で工夫を凝らすことで、室内に出来る限り日光を届けることは可能となります。工務店に相談してみてください。

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